半年のヨーロッパ旅行から帰国して娘が誕生しました。
ミラノの想いを託し「みら菜」と名付けます。
浮かれまくる私を見かね、日本画商「松島画肪」の松島邦欧氏が個展を勧めてくれました。
既に会場は手配してあるとの事でした。
銀座六丁目電通通りに面した、二階の西銀座画廊です。
彫刻は自然光の下で行います。
人工光の下で良く見えても、自然光の下では荒が見えます。
その様な事で、日中は彫刻を制作し、夜は絵を描いていました。
彫刻は制作すればするほど、場所を必要とします。
制作しても石膏の型取りまではいかず、そのまま粘土に戻すことも多くなりました。