西安は北京から西へ1275㎞、西域の玄関口として栄える、かつての都、長安。
そこから東へ35㎞に秦始皇帝陵がある。
一度は見てみたいと思った兵馬俑の群像は始皇帝陵の1.5㎞東の兵馬俑博物館で見ることができる。
チケットを購入してゲートを通過すると、長い列に並ぶことになる。
博物館に行くためのシャトルバスを待つためです。
一号坑館はドイツの援助にて建設され、大屋根で覆われている中には映像で見慣れた世界が待っているのです。
中に入ると圧巻!
目の前に広がる兵士の群像は想像を超えた圧倒される世界でした。
1号坑館の中では修復作業も行われている。
俑の一体一体には制作者の名が彫られ彩色されている。
しかし、外気に触れることにより色は褪せ、やがては失せてしまう。
私にとって特に目を引き感動したのは二つの銅車馬である。
実寸の二分の一に作られた車馬は、発掘時土砂でつぶれ、皇帝を護衛する傘付の車馬は修復に一年、皇帝を乗せる車馬は修復に三年かかったと言われます。
暗い館内、ガラスケースで保護されライトに浮かぶ二つの車馬は、時代を超え今目にすることの奇跡に驚きを覚えます。
見学を終え、帰りは徒歩でゲートまで戻ります。
きれいに整備された通りには、左右に土産物店が並び、見学者の足を止めます。
二つの銅車馬
市内の陝西歴史博物館には始皇帝陵からの出土品を始め、多くの美術品をみることができます。
西安点景
少し私の目に映った、西安の一コマををご紹介いたします。
通りでザクロ売る人、菓子を杵で搗く人、大きな望遠鏡をバイクに乗せ有料で月や土星を見せる人。
市内北門院街の夜市等です。
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