LOW HALL FARMHOUSE 英国旅2900㎞・3

宿を決めず気ままな旅も、日が暮れるにつれ、今日はどこに泊まろうかと悩むことがある。

ここイギリスでは、主要道路のサービスエリアには必ずと言って良いほど宿泊設備も整っている。湖水地方を抜けミロムからウォルニー島への海沿いを走っていると小さなB&Bの看板を目にした。

今日はここに泊まろう。

白い建物の前はオートキャンプ場になっており、裏手に牧場の施設がある。

オーナーは知的な夫人、ご主人はビジネスマンか朝スーツで出社する。

部屋は広く明るく清潔で、一泊28ポンドはとても安い。

海岸へは小道を通り、フットパスを利用して散策することができる。

干満の差は激しく、潮が引くと遠くまで歩くことができ、羊もそこに放たれていた。

ちなみに、フットパスを利用する際、フェンスなどの扉を閉め忘れると、1000ポンドの罰金と注意書きがあった。

朝食には必ずと言って良いほど出た、ブラックプディング(血を混ぜたソーセージ)はカリカリに焼いて、とても香ばしく美味しいものでした。